2007-05-31 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
ですから、その意味においては、できるできないというのは個別の判断でございますからなかなか一概に言えないところでもございますが、更に信用リスクが大幅に高まっている状況でございますと、早期認知、早期処理という重要な点が指摘されていなければなりませんし、徹底的な再建計画の策定が何より債務者に課せられた責任ということになろうというように思います。
ですから、その意味においては、できるできないというのは個別の判断でございますからなかなか一概に言えないところでもございますが、更に信用リスクが大幅に高まっている状況でございますと、早期認知、早期処理という重要な点が指摘されていなければなりませんし、徹底的な再建計画の策定が何より債務者に課せられた責任ということになろうというように思います。
また、不良債権の早期認知、早期対処が定着することも重要でございます。先生御指摘のとおり、バブル以前は与信についての基準が多少あいまいであったと思いますけれども、今後、平成十一年からの検査マニュアルの改訂によりまして、資産査定等が信頼を受けるそういうリスク管理体制に移ってきているというように思っております。 以上でございます。
○政府参考人(佐藤隆文君) 御指摘いただきましたように、私どもの監督指針の中に、「不良債権問題の再発を防止するためにも、このように、不良債権への適切な対応」、これは早期認知、早期対処という趣旨でございますが、「がなされることによって、主要行全体としての不良債権比率が平成十七年三月末時点の水準以下に維持されることが重要であり、各行において最善の努力が果たされることを期待する。」
不良債権というのはこれを一切発生させないということではなくて、適切な与信管理、資産査定の下で不良債権の早期認知、早期処理ということを行うことを通じて信用リスクを銀行の言わば負担能力の範囲内に適切に管理していく、こういう中でリスクテークを行っていくという全体像が重要だというふうに思っております。
ちなみに申し上げれば、例えば、不良債権の早期認知だとか、あるいは先ほど伊藤大臣からもお話がありましたとおり、過度に例えば担保や保証に依存しないような資金調達手法の拡充、あるいはまた、今お話のありました地域活力や、あるいはまた事業再生に向けてのいわゆる金融の中小企業向けや、あるいはまた地域向けの金融の円滑化、こういう面が含まれておりまして、これらはいずれも金融面から産業再生へ後押しをしてくれている、こういう
例えば、大阪のチャイルド・レスキュー・チームにつきましては、やはり専門ユニットとして位置づけたことによりまして、先ほど来出ております児童虐待の早期認知あるいは保護に迅速、的確に対応できるようになった、あるいは関係機関との連携による保護措置が円滑化することができた、さらに地域ぐるみの取り組み、これがある程度盛り上がってきたのではないか、そういったいい面が出ておるのではなかろうかと考えております。
今後とも、事件の早期認知、調査の迅速化、審判の迅速化、こういうことを図っていって、事件処理期間の短縮に努めてまいりたい、そのように思っているところでございます。